息子が小学校に入学して学童に通い始めた年の初冬に、学童の先生から相談がありました。
「息子くんが食べられる、インスタントのスープとかない?」
詳しく話を伺うと、冬はおやつにマグカップで作るインスタントラーメンを、お菓子と一緒に出すことがあるらしい。そこで、近所のドラッグストアやスーパーで探して見つけたのが、「味噌汁+小分けの春雨」!
それを探す中で考慮したことをまとめておきます。
インスタントの汁もので、アレルギーがあるとダメなもの
息子は卵も乳も小麦もだめ(発酵食品は大丈夫)です。
なので、ざっと売り場の棚を見渡したところで
- ポタージュ(小麦、牛乳)
- たまごスープ(卵)
この辺りは最初から対象外です。
しかし、インスタントの汁ものでポタージュ系が占める面積の多いこと…。この時点で、ターゲットは「味噌汁」に決定しました。
インスタント味噌汁の具によく入っているアレルギー食材
味噌汁ならどれでもいいかというと、そういうわけでもありません。注意しなければいけない食材があります。
それが、「お麩」。
お麩は練った小麦粉からグルテン(粘りの元になるたんぱく質)だけを取り出して焼いたもの。小麦アレルギーはこのグルテンに反応して発症するので、とっても危険な食材です。
「じゃあ、お湯を入れる前にお麩だけとればいいじゃない」という話でもありません。削れて粉になって入っているとも限りませんので…。
とくに今回は学童で使ってもらうものなので、絶対OKなものが必要です。
インスタント味噌汁の具材以外で気を付けたいところ
具材がOKなら、次は具材以外の材料を確認します。パッケージの原材料表示を確認して、
- アレルギーを発症する食材が使われていないか
- なるべく添加物が少ないか
この辺りを確認しました。
添加物については、全くないものは無理だとしてもなるべく少ないものを日ごろから選んでいます。今回は「購入しやすさ」も大切なので。
私が選んだインスタント味噌汁+春雨の組み合わせ
そして選んだのが、「らくらく味噌汁」と「ポン de はるさめ」です。
幸い、両方とも扱っているドラッグストアを見つけることができました。
このインスタント味噌汁を見つけてから、我が家でも常備するようになりました。小腹がすいた時とか、疲れて料理はあまりしたくない時とかに便利です♪
インスタント味噌汁に限らず加工食品を買う時の習慣
食物アレルギーを発症すると、その食べ物が入ってない加工食品を見つけると嬉しくなって頼りがち。全て手作りが良いのは当然だけど、ワーママが毎日毎日手作りするのは大変ですし。
ただ、何度も買った、今まで大丈夫だった加工食品でも、原材料表示は必ず確認するようにしています!なぜなら、原材料は変更になることがあるから。
特に、「アレルギー対応として作られていないけどたまたま食べられる食材・食品」はいつの間にかアレルギー食材が使われるようになった、ということもあります。その食品を気に入っていればいるほど、原材料が変わってしまった時はガックリしてしまいますが、命には代えられません。
面倒でもいちいち確認してくださいね!